金融
金融という言葉には、大きくわけて2つの意味があります。広義ではお金の流れという意味に、狭義ではお金の貸借という意味に使われています。
お金の貸借というのは、お金の余っているところからお金の足りないところへ、「お金を融通すること」をいいます。一時的な過不足を調整するためのお金の貸し借りのことです。
お金がない古代社会では、物々交換をしていました。物々交換は、かなり不便な取引です。取引相手が自分の欲しい物を持っているとは限らず、交換の機会が限定されていたからです。この不便さを解消したのがお金です。
お金は、異なったニーズを持つ買い手と売り手との間を仲立ちし、さまざまな交換取引を可能にしました。
売り手と買い手が地理的に離れた場所にいる場合でも、お金が両者を結ぶ接点となることで、交換取引が行えます。この場所を越えての交換取引の実現が、お金の大きな役割です。
債券とは
債券とは、国や地方自治体、企業などが資金を調達するために発行する有価証券の事を言います。国が発行する「国債」、地方自治体が発行する「地方債」、民間企業が発行する「社債」等が代表され、発行元によって様々な種類があります。
予め償還価額や一定の利子が支払われる事が約束されており、一般的な債券である利付債(毎年決まった時期に利子が支払われる)には、額面価額、表面利率、利払い期日、償還期日等が記載されています。
償還期限がくれば額面金額と利息は保障されるのですが、期限前に発行元が破綻した場合、それらの返済を受ける事は出来ません。一般的にリスクの低い債券は収益性が低く、リスクの高い債券は収益性が高い傾向にある為、収益だけでなくリスクにも十分着目する必要があります。
償還期限前に売却する事も可能ですが、国債以外はあまり流動性が高くない為、売却したい時に売却できないというリスクを伴います。また、価格は市場における需要で常に変動する為、為替変動リスクも合わせて伴います。